「我、電子書籍の抵抗勢力たらんと欲す」ついに発売いたしました。今日はほぼ一日、パシフィコ横浜のPRIMEDEX会場にて、売り子さんをやっていました。著者みずから、「著者がサインします」と声をはりあげて売ってきました。コモリ印刷機械の小森社長はじめ、多くの方々にお買い上げいただき、印刷学会出版部ブースどころか、会場にあった、出版社ブースの中でも圧倒的な売り上量げだったと思いますよ。 下の写真は売り子やっている私。もうひとりは、印刷学会出版部の古性(ふるしょう)君です。 で、そろそろ読後反響もでているわけですが。 まずは、「抵抗勢力たらん」というこの挑戦的な題名について。まず、一番最初に言われたのが、「抵抗勢力」もなにも、紙の本はポッとでてきた電子書籍にそもそも負けるわけがないので、わざわざ「抵抗勢力」というようにまともに相手にしていること自体がおかしいんではないかという意見です。古典的な印刷
おわびとあいさつ おかげさまで、今日、このブログは開設1周年を迎えました。 私にとってのブログ開設は、のちにTwitterのアカウントを作成したこととならび、ソーシャルメディアへの本格デビューでもありました。ご指導ご寛容いただきました多くの方々、本当にありがとうございました。また、おちゃらかしで気分を害された方も必ずおられるはずですがとりあえずお詫び申し上げます*1 めまぐるしい1周年 この間、1年間は本当にいろいろありましたが、 “図書館のカウンターに私がいた!!” ということ自体、遠い昔々のことに思えてなりません。まだ4か月しか経っていないというのに… この1年間の出来事は、ARGカフェでライトニングトークをさせていただきましたし、ブログにも書きました。 ・雪のつくばで、歩いてしゃべってスベりました ARGカフェ参加 http://d.hatena.ne.jp/hatekupo/201
iPad の登場以降、日本でもようやく電子書籍ブームが到来してる。けれど、それと書籍のPDF化は別の話。本を裁断機にかけバラしてドキュメントスキャナでPDFにまとめ上げるというのは、iPad が出る以前からやっていた人はいたわけで。もちろん PDF を見るのが、パソコンからiPad に代わり、相性がよくなったというだけのこと。 これを「電子書籍」などと称されて間違ったイメージが作られてしまうと、電子書籍・電子出版の未来に暗雲が立ちこめてしまう。電子書籍の可能性はこんな程度のものではないのだから。 どんな情報システムでも、紙をそのまま画面上に「電子化」しただけものは大抵失敗する。電子化のメリットを活かせていないからだ。たとえば「電子カルテ」を、医師が記入する紙カルテをパソコンの画面に置き換えたものだと思っている人もいる。しかし、それでは電子カルテのメリットがまったく活かされていない。 電子カ
大日本印刷子会社のCHIグループ(図書館流通センター+丸善+ジュンク堂など)の図書館流通センター及び図書流通が、書籍物流(取次)大手のトーハンから、金20億0,583万2,974円の損害賠償請求訴訟を起こされた。 トーハンと図書館流通センター(TRC)とは書籍雑誌その他の出版物について取引約定書を締結し、トーハンを売主、TRCを買主とする継続的売買取引を行ってきた。 これに対しトーハンは、取引約定書は継続しており、TRCにはこれに基づく継続的取引義務があるとして取引中止に伴う逸失利益相当額及び無形的な営業上の損失に係る損害の賠償を求めてきた。 図書流通がトーハンから受託している入出荷業務に関連し、TRCがトーハン以外の第三者に対して注文した商品を、トーハンの在庫商品の中から無断でTRCに出荷したとして、トーハンはこれをTRCと図書流通との共同不法行為ととらえ、これに基づく損害賠償を求めてき
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く