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2016年12月28日のブックマーク (3件)

  • 「日本文化」論を疑う(寺沢拓敬) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    大修館書店『英語教育』(2016年11月号)に、「日文化論を疑う」と題するコラムを寄稿した。 1ヶ月が経ったので、その下書きをこちらに転載したい(下書きのため出版されたものとは細部が異なる)。 追記:その後、 この記事の中の「ハイコンテクスト文化」に関する内容をより丁寧に説明した記事を執筆しましたので、こちらも参照下さい。「日人はハイ・コンテクスト文化、○○人はロー・コンテクスト文化」論にまつわる誤解」 「日文化」論を疑う 英語教育関係者の「文化」という用語の使い方に違和感を覚えることがある。それは、「日人」の典型的行動・態度が日文化の特徴として断言されている場合だ。たとえば、「日人は集団主義だ」「日人の考え方は同質的だ」「日人はハイコンテクストの対話を好む」等々。こうした議論は日文化論・日人論(参照:ウィキペディア日語版「日人論」)と呼ばれる。 日文化論を疑うべ

    「日本文化」論を疑う(寺沢拓敬) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 「原宿駅解体」が示す日本的観光政策の大問題

    を訪れる外国人観光客の数は増えており、ここ3年ほどで日経済において予期していなかった「ライフライン」となっている。今や、ホテルやレストラン、航空会社、小売り、博物館などの収益を支えるのは外国人観光客だ。日政府は当初、2020年までに訪日外国人の数を2000万人に増やしたいとしていたが、その目標は今年すでに達成し、次なる目標を4000万人に引き上げた。この年末も、多くの都市で外国人観光客を見掛けることになるだろう。 外国人観光客が日にとって重要なのは、経済的な理由だけではない。彼らは帰国した際、無料で日の「大使」となってくれるのである。私は、今は20年以上日に住んでいるが、今までに日を訪れた外国人観光客で失望した人に出会ったことがない。旅行会社ジャパン・エクスペリエンスを率いるフランス人のティエリ―・マンソン氏は「日は訪れる人に対して、もっとも大きなポジティブサプライズを提

    「原宿駅解体」が示す日本的観光政策の大問題
  • 芥川龍之介が贈った「マリア伝」日夏耿之介の蔵書に | 信濃毎日新聞[信毎web]

    飯田市出身の詩人で英文学者の日夏耿之介(こうのすけ)(1890〜1971年)が、親交のあった芥川龍之介から贈られた洋書「マグダラのマリア伝」と、これを翻訳した日夏の未発表原稿10枚が、市中央図書館で見つかった。2人はマリア信仰に強い関心を持っていたといい、生前の交流を裏付ける貴重な資料となりそうだ。 近畿大文芸学部の藤沢博康教授(49)が7月下旬、同館の日夏の蔵書約9千冊の中から見つけた。1906(明治39)年初版の英語版(原書は14世紀)で、芥川が日夏に宛てた書簡などから、その存在は研究者に「マリアの」として知られていた。 藤沢さんによると、英語版の初版は今では希少価値が高く、芥川が1917(大正6)年〜21年ごろ日夏に贈ったとみられる。破れやかびなどの傷みはなく、表紙の裏に、芥川人の筆跡で「芥川文庫」と書かれている。 未発表原稿は同書の間に挟まった状態で見つかった。日夏は2

    芥川龍之介が贈った「マリア伝」日夏耿之介の蔵書に | 信濃毎日新聞[信毎web]