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ブックマーク / artscape.jp (64)

  • デジタルアーカイブ百景 06年1月

    「デジタルアーカイブ」が語られ始め世に出てからほぼ十年になる。貴重な文化遺産の姿をデジタルデータで記録し、それを高精細なイメージでまたインターネットなどで離れたところから見ることができるようにということを目的の基としてきた。 細かく言えば、 劣化していくものに対してその今を記録する 非接触と言う形で無制限多数に対しアクセスを可能とする 対象との距離、角度などの限界をなくす である。 ここartscapeでもたびたび紹介されているように、多くのミュージアムの名品をインターネット上で鑑賞できるようになってきた。たとえばいまだ対象範囲が限定されたものではあるが、「文化遺産オンライン」では国立の館と一部の県立館を中心として、全体を通した見方、検索手段を提供している。電子美術館、電子博物館という言葉で当初イメージされたものがこれであろう。 その一方で、デジタルアーカイブの「アーカイブ」については当

    tsysoba
    tsysoba 2006/01/27
    東京文化財研究所黒田清輝記念館と奈良文化財研究所を例にして。
  • デジタルアーカイブ スタディ 05年12月

    文明開化という言葉はかなり古めかしいが、2005年11月11日東京国立博物館(以下、東博)の100名ほどで一杯の小講堂で開かれた公開研究会は、明治初期の近代化を髣髴とさせるような、静かな熱気がこもっていた。 明治5(1872)年、翌年にはウィーン万国博覧会の参加を控え、日で最初の博覧会が東博で開かれたという。以来130年余、東博は、その時代の施策とともに幾多の変遷を経て、恒久的な展示を行なう博物館として、美術博物館の性格を強めながら、日のミュージアムを先導してきた。 この日、東博の博物館情報処理に関する調査研究プロジェクトチーム作成による「ミュージアム資料情報構造化モデル」(以下、モデル)の草案が一部の専門家だけでなく、関心のある一般も参加できるよう門戸が開かれ、公開研究会のかたちで公開された。 資料情報システムを開発する基盤として、また資料情報共有のためのデータ形式を開発する基盤とし

    tsysoba
    tsysoba 2005/12/27
    国際標準への言及がないというのが気になるが……
  • ミュージアムIT情報:歌田明弘 05年12月

    ブログ人口は、増加の一途で、総務省の調査によれば、今年9月末の時点で各社のブログサービスに登録している人は、473万人だそうだ。月に一度ブログを閲覧している人は、3月末で1650万人。総務省は、今年3月から2007年3月までの2年間で、ブログで情報発信する人、閲覧する人がそれぞれ倍増すると予想している。 ブログばかりでなく、mixiなどのソーシャル・ネットワーク・サイトや掲示板など、一般の人々が作ったコンテンツを読むためにネットにアクセスする人は、今後も増えていくことだろう。 しかし、おもしろいブログが見つけやすいかといえば、そんなことはない。ブログは、読み手のためのメディアというより、書き手のためのツールといった側面がまだ強いように思える。 現在、ブログ読者は、いろいろなブログをときに応じて探し回るというより、好みのブログ、知り合いのブログを定点観測的に読んでいるといったかたちが中心なの

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    tsysoba 2005/12/27
    blogWatcheの話。
  • フォーカス 05年9月

    文化主義とその周辺 2つのミレニアムをまたいだこの10年来、アートの動向は混迷の一途をたどってきた。その多様な道筋を簡潔に言い表わすとしたら、それにもっともふさわしい一語はやはり「多文化主義」ということになるだろう。かつてモダニズムやポストモダニズムとしてくくられる時代が存在したのと同様に、近い将来90年代以降の世界的な趨勢が多文化主義と呼ばれることになるのはほぼ確実なように思われる。 もちろん、この趨勢は米ソ冷戦構造の崩壊という政治的、社会的な現実と分かちがたく結びついている。長らく戦後世界を規定してきたこの二項対立がにわかにほころび始めた80年代後半、米国内ではこれまで社会的に抑圧されてきた女性、少数民族、同性愛者らに代表されるマイノリティのアートが台頭、一方では旧ソ連・東欧圏からも旧体制の抑圧を嫌う一群のアーティストが出現、そのトレンドは中国をはじめアジア・アフリカの第3世界にも波

    tsysoba
    tsysoba 2005/09/22
    読むかどうかは別にして