折田さんのエントリーを読んで、紙メディアの存在価値について考えてみました。ちょうど、広辞苑改訂のニュースもあったところです。 広辞苑 10年ぶり改訂 「新版」年明けに販売開始 に書いてある、岩波書店の山口社長のコメントは的確だと思いました。 「「紙の辞書」にこだわる理由として、まず一覧性により当初の目的語以外にもどんどん興味が広がり、調べた言葉が記憶に残りやすいことを挙げた。」 この一覧性は、書籍や新聞も含めて、紙の大きな利点です。ページをめくる自由度も大きく、基本1ページのPCやPDAの画面に対するアドバンテージは大きいと思います。 「次に辞書の余白に書き込みができることで、自分だけのための使い方の注意点や関心度の高さを記録でき、「自分だけの辞書」にいわば成長させることができることに触れ、「こういうことができるのは紙だけです」と述べた。」 何となく、ニコニコ動画を思い出してしまいますが