昨年末から、家電量販店での販売ランキングの上位5~7機種はスマートフォンで埋め尽くされており、市場の流れは完全にスマートフォンの方へと向かっている。 そんな中、「スマートフォンには出遅れた」と自ら認めているKDDIは、IS03を皮切りに「Android au」というわかりやすいコンセプトを掲げるとともに、日本人が好むスマートフォン“ガラスマ”をキーワードとして、IS03は早くも「50万台に届く」(新機種発表会における田中孝司代表取締役社長の発言)という成功を収めている。 今回はKDDI代表取締役執行役員専務である高橋 誠氏に、端末とともに今後重要になっていくサービスへの取組みについて聞いた。 Android auで変わること、変わらないこと ――Android auのコンセプトとIS03は市場で好評ですね Android auという打ち出し方はわかりやすかったのではないでしょうか。しかし、