携帯電話各社のLTEネットワーク整備が本格化したことで、携帯電話の“つながりやすさ”に関する競争が激化しつつある昨今。日本でいち早くLTEによる通信サービスを実現するなど、LTEの技術開発に積極的に取り組んできたNTTドコモは、どのような取り組みでこの競争を勝ち抜こうとしているのだろうか。同社の取締役常務執行役員 研究開発センター所長である尾上誠蔵氏に聞いた。 LTE開発への積極的な取り組みが技術的優位をもたらす ――NTTドコモは、これまでLTE開発にどのように取り組んできたのか? 尾上誠蔵常務(以下、尾上): 現在でこそ、高速通信ができることからLTEが大きな注目を集めるようになりましたが、もともとLTEは、3Gの次の世代となる4Gとのギャップを埋めて移行をしやすくするための技術です。そのベースとなる「Super 3G」というコンセプトを2004年に提唱して国際的標準化をリードしてきた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く