ブックマーク / www.10plus1.jp (2)

  • スペキュラティヴ・デザインが拓く思考──設計プロセスから未来投機的ヴィジョンへ

    水野大二郎(デザイン研究者、デザインリサーチャー)+筧康明(メディアアーティスト、インタラクティブメディア研究者)+連勇太朗(建築家、NPO法人モクチン企画代表理事) 「問題解決」のためのデザイン・プロセスの開発から、問いや視点を生み出し、アクションを経て、望ましい未来や「ヴィジョン」へと接続する「問題提起型」デザイン=「スペキュラティヴ・デザイン」へ。提唱者のアンソニー・ダン&フィオナ・レイビーは「ふつう理解されているところのデザイン」から「私たちが実践しているタイプのデザイン」へとして、このような次元を構想します。 ●「Affirmative」(肯定的)から「Critical」(批評的)へ ●「Problem solving」(問題を解決する)から「Problem finding」(問題を発見する)へ ●「For how the world is」(今ある世界のため)から「For ho

    スペキュラティヴ・デザインが拓く思考──設計プロセスから未来投機的ヴィジョンへ
    ttata
    ttata 2017/10/22
  • 点・線・高次の構造、それでも実在としての歴史

    内部から見る視点 今回はあえて、デザイナーという視点から歴史について考えてみようと思う。 大学の授業で学ぶ建築史は、どうしてもタイポロジー中心になりがちだ。四天王寺型と法隆寺型、切に寄棟に入母屋、ロマネスクの水平構成からゴシックの垂直構成云々、ある程度タイポロジーで大きな原則を理解することが入口になる傾向は、どうしてもある。基となるボキャブラリーを吸収し、体系をおぼろげながらでもつくることからしか、新しく理解しようとする分野の相対化や文脈の構造化など不可能なのだから、特に基礎形成のプロセスとしては当然ではある。しかし同時に、歴史の理解がそこで止まってしまう傾向、もしくは実際に歴史の議論をそうした「外部からの」固定的視点から展開してしまいがちな状況は、特に建築史を専門としない建築実務者には少なからずある。 「外部からの」とどこか否定的なニュアンスで表現したが、タイポロジーでまとめるにして

    点・線・高次の構造、それでも実在としての歴史
    ttata
    ttata 2017/06/13
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