米IT企業グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能(AI)「アルファ碁」と、世界で最も強い棋士の一人、韓国のイ・セドル九段(33)の第1局対決が9日午後、ソウル市内のホテルで行われ、アルファ碁が勝利した。韓国メディアは一斉に速報で「衝撃の敗北」と伝えた。対局は15日まで全5戦行われる。 ディープマインド社によると、平均の手数が20程度のチェスに比べ、囲碁は200以上。アルファ碁の場合、対局時に全ての手を検討するのではなく、過去の10万以上の棋譜を入力して自己学習を繰り返して強くなった。 李九段は対局後の記者会見で笑顔を見せ、「本当に驚いた。最初の失敗が最後まで尾を引いた。プログラマーに深い敬意を表したい」と語った。「人間なら普通打たない手だった」とも語った。アルファ碁のプロジェクトリーダー、デイビッド・シルバー氏は「アルファ碁の限界を試す良い機会になった。大きな
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