2022年に実施した 学習到達度調査(PISA)の結果によると、 日本は、「読解力」で3位となり、 過去最低の15位だった 2018年の調査から 回復しています。 その一方で、 自律的な学習への 自信の指標は OECD加盟国中、最下位 という結果となりました。 この結果から、 子どもたちには、 自ら目標を立て、 達成に向けて 能動的に取り組むことが 一層、求めれています。 学校現場でも、 一時期、子どもたちの読解力の低下が 話題となりました。 当時は、「読解力」に関する書籍も たくさん出版され、 文章から何を問われているかが 読み取れないという課題が いろいろな場面で取り上げられました。 そこで、小学校では2020年度、 中学校では2021年度から 学習指導要領が改訂され、 言語能力を学習の基盤として位置づけ、 各教科で必要な語彙や情報の扱い方の 定着が重視されてきました。 読解力の低下を