表現規制の背景と問題点を再確認 過激な表現の含まれるゲームが国内外で販売される際、地域によってオリジナルから表現や内容が変更されるケースがある。 最近話題となったケースで言えば『バイオハザード 7』や『サイコブレイク』が記憶に新しい。これらは注目作であればあるほど、オリジナルの内容で遊びたいゲーマーからは批判されやすい。 しかしこれらの批判の中には、パブリッシャや業界団体などとにかく目についた組織へ、ただ文句を投げつけるだけの批判も多くみられる。 「なに」が問題で「どう」変えていく必要があるのか、それを理解せずに批判的になっていてもいつまでも事態は好転していかないだろう。ここで一度、表現規制の行われる背景と問題点を整理しよう。 【背景】なぜオリジナル版から表現が変更されるのか レーティング制度の存在が大きな理由 大きな要因の一つにゲーム業界におけるレーティング制度の存在が挙げられる。 レー