「Domo arigato, Bernanke-san」とクルーグマン教授が皮肉っている件=Tim Duyの指摘 クルーグマン教授がこちらのエントリーの最後で、表題のことを言っている。米経済がデフレ色を強める中、バーナンキFRB議長に対する当てこすりである。日本語にするところが二重の皮肉でありましょうか。ご丁寧に「デフレは米国では起きない」とするバーナンキ議長の講演を持ちだし、“it” is happening hereじゃないか、と。それで「(デフレにしてくれて)ドモ、アリガト、バーナンキサン」と相成った。 クルーグマン教授は、綿密にはフォローしていないが、もっぱら(金融政策より)財政出動すべきという主張を展開している。どこかのエントリーで、サムナーの主張(だったと思うが)を借りてFRBはB/Sをさらに兆ドル単位で膨らませろ、と言っていたような記憶もあるが、少なくとも現在のFRBの緩和は