力なき者は無力。
【英国人の視点】ハリルが準備していたW杯プラン。パニックボタン発動で3年間の成果は水の泡に 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が解任された。それもワールドカップ本番まで残り2ヶ月というタイミングで。なぜ今、この時期だったのか。ボスニア人指揮官が3年かけて積み上げてきたものを壊す必要があったのか。一連の解任劇には大きな疑問が永遠に残り続けるのかもしれない。(取材・文:ショーン・キャロル) 2018年04月10日(火)14時46分配信 text by ショーン・キャロル photo Getty Images タグ: focus, ヴァイッド・ハリルホジッチ, ハリルジャパン, 代表, 日本, 日本代表, 田嶋幸三, 西野朗 日本サッカー界の堅苦しい制約の中に、ヴァイッド・ハリルホジッチは最後まで完全に馴染みきれてはいない様子だった。代表監督として過ごした3年間の中で、退任が近いと噂された
【リール(フランス)10日=松本愛香通信員】サッカー日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)を、日刊スポーツが全世界のメディアで最初に直撃した。 快晴の正午過ぎ、車庫が開いた。愛犬を乗せた車を運転し敷地外に出たところで、窓ガラスを下ろした。 -日本の日刊スポーツです。ぜひ、お話を聞かせてもらえませんか? 「何も準備していないから。今ここでは話せない」 続けてこう話した。 「あなた(記者)の仕事は理解できる。昨日も私の電話は鳴り続けていた。139件だ。ジャーナリストは誰も(今回の解任劇を)理解できていない。だから世界の知人から電話がくるんだ」 現在の率直な気持ちを聞くと「スカンダラス(けしからん)」。さらにしつこく食い下がると「セ・ラ・オント(恥だ)」と語気を強めた。 そして注目される今後について「もうすぐ日本に行くよ。そこでは、みなさんの前で(真実を)話すつもりだ」と来
COLUMN清水英斗の世界基準のジャパン目線 第62回 ハリルホジッチの解任は“戦略なき戦術”。広がり続ける、日本と世界の差 By 清水 英斗 ・ 2018.4.10 ハリルホジッチの解任によせて、兵法書『孫子』から一文を引用する。 『戦術なき戦略は、勝利に至るもっとも遠い道のりである』 『戦略なき戦術は、敗北の前の戯言である』 戦略とは? 長期的な目標に基づく計画のこと。戦術とは? 目先の場面で最善の手を探すこと。もっと簡単に言えば、戦略とはプラン、戦術とは手段だ。 どちらも大事だ。戦術がなければ、勝利を得るのは長い道のりになるし、戦略がなければ、最初から敗北は決まっている。そのように孫子では説かれている。 今回、日本サッカー協会が発表したハリルホジッチの解任は、戦略を捨てた戦術だった。ザッケローニで敗れた反省を生かし、後任のアギーレ、ハリルホジッチの選定には、過去のワールドカップで指揮
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