2005年11月から続いた情報システムを巡るトラブルで信用を大きく損なった東京証券取引所。その東証によるシステム再構築プロジェクトがこの1月、2009年後半の稼働を目指して本格的にスタートする。開発ベンダーの選定にあたって、東証は初の国際入札を実施。18グループに及ぶ世界の有力ベンダーから富士通を選定した。そこに至る真相を、日経コンピュータ編集部が集中連載の形で詳報していく。 ・【真相1】18グループから勝ち残った富士通 ・【真相2】西室 東証社長兼会長 インタビュー ・【真相3】東証システム、10ミリ秒への挑戦 ・【真相4】東証システム、99.999%への挑戦 ・【真相5】東証システム、6億件処理への挑戦 ・【真相6】丸投げ体質からの脱却を目指す ・【真相7】開発の舞台裏、黒子に徹したNTTデータ ・【真相8】プロジェクトの実像、覚悟を決めた富士通
1 月 4 日から稼働している東京証券取引所の新システム arrowhead (富士通製)、ここ数日の JAL の取引も順調にこなし稼働しております。まずは関係者の方々、おめでとうございます。 富士通のプレスリリースによると PRIMEQUEST (Itanium サーバ) に Red Hat Enterprise Linux を搭載し、DB に Symfoware を採用しているとのこと。 東証のプレスリリースには「1 週間程度で拡張対応」とありますが PRIMEQUEST という出荷台数が少なそうな HW の納品リードタイムとして短くないでしょうか。特別契約なのでしょうか。あれっ、RedHat の Itanium サポートって次期メジャーバージョンから対応中止だったかと。 日本有数のシステムと思いますので、リリースの苦労話や信頼性、拡張性についての考察など話し合えればと考えます。
14日午前10時40分ごろ、東京・羽田空港の進入管制レーダーのシステムに、表示が遅くなるトラブルが発生した。 とのこと。 14日から、成田・羽田一元運用の為に、新しいプログラムを組み込んだということが真っ先に疑われるが、それにしても、10時40分から遅くなったというのは、ちょっと妙なタイミングではないかとタレコミ者には思われる。
羽田空港、管制システムダウン=欠航など50便以上に影響−成田と一元化初日 羽田空港、管制システムダウン=欠航など50便以上に影響−成田と一元化初日 14日午前10時40分ごろ、羽田空港のターミナルレーダー管制システムに障害が発生して発着ができなくなった。バックアップシステムに変更するなどし発着を再開したが、50便以上に欠航や引き返し、目的地変更、遅れが相次いだ。システムは正午前に復旧。国土交通省が原因を調べている。 同省によると、同日は羽田空港と成田空港のターミナルレーダー管制を一元化し、羽田空港から管制する運用初日。午前3時40分ごろにシステムを立ち上げた際に異常はなかったが、同10時半ごろになり画面上に表示された航空機の便名、飛行計画などを示す表示の動きが遅くなり、止まったようになったためバックアップシステムに切り替えたという。 日本航空によると、午後0時25分現在で、日航便は羽田
東海旅客鉄道(JR東海)と西日本旅客鉄道(JR西日本)は2009年12月3日、システム障害によって午前10時ごろから利用できなくなっていた新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約」が、午後1時ごろに復旧したと発表した(関連記事1)。 JR東海とJR西日本は、エクスプレス予約システムのサーバーを再起動し、自動改札機などとのデータの整合性や動作を確認した後、午後1時ごろに復旧。携帯電話とパソコンからの予約や変更、EX-ICサービスによる入出場が、順次できるようになった。 エクスプレス予約の会員数は11月末時点で155万人。今回のシステム障害の影響で、午前10時から午後1時までの間に、約1万人がエクスプレス予約システムを利用できなかった。 原因は分かっておらず、両社は引き続き調査している。エクスプレス予約システムの予約などの受付時間は、携帯電話からは午前5時30分から午後11時まで。パソコン
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