12月29日,次男のオーケストラの定期演奏会を聴くため,嫁さんと上野の東京文化会館へ出かけた。年末らしく,どことなく落ち着かない騒々しさがただよう上野駅の構内を抜けて公園口の正面にある文化会館に入ると,すでにたくさんの人が開場を待っていた。社会人になって家を出た長男もやって来た。 次男はこの日最後の曲,ブラームスの交響曲第一番でファースト・クラリネットとして演奏した。クラリネットのソロに近いパートが何回かあり,次男の吹く音色は広いホールにきれいに響いた。演奏が終わると指揮者が手でうながして,何人かの奏者を一人ずつ立たせる。その都度,2000人近い聴衆が大きな拍手をおくる。指揮者は見事な演奏をした人,夏から秋にかけて3回行われる合宿を含め練習を頑張った人,そんな人をたたえているのだろう。次男もその一人として拍手を浴びた。 3年生である次男はこれで引退だ。高校から始めたクラリネットは6年,それ
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