西松建設はダミーの政治団体「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」を使って、両団体が解散した2006年までの3年間に、小沢代表以外にも、与野党の国会議員18人や自民党の派閥などの政治団体に対して、総額約6100万円を支出していた。 3年間の献金額は、尾身幸次・元財務相(自民)の資金管理団体に計400万円、藤井孝男・元運輸相(同)の資金管理団体と政党支部にも計400万円が支出されるなどしていた。 政治献金のほか、パーティー券の購入もあった。最も多かったのは自民党二階派の政治団体「新しい波」(約830万円分)で、加納時男・参院議員の資金管理団体(200万円分)が続いた。