「イオンモールKYOTO」の施設外観イメージ画 イオン子会社の不動産開発、イオンモールと清水建設は20日、JR京都駅南口(八条口そば)に建設中の大型商業施設「イオンモールKYOTO」を6月4日に開業すると発表した。売り上げ目標と投資額は非公表だが、商業施設の少ない駅南側の住民や観光客らを取り込んで、年間1千万人の来客を目指す。 延べ床面積は14万8300平方メートルで、地上7階と同6階建ての2棟を渡り廊下でつなぐ。シネマコンプレックスやスーパーなど約130の専門店が入る。施設は当初、09年秋の開業予定だったが、運営主体の不動産会社が会社更生法の適用を申請。建物を所有する清水建設が新たにイオンモールに運営委託していた。 全国54カ所でショッピングセンターを運営するイオンモールにとって、都市部のターミナル駅前への出店は今回が初めて。山中千敏専務は「30歳代の団塊ジュニアや学生、若い単身世