※ここで言う不適切、とは『極端に不適切』と言う意味です。例えば大人がたまに調子が悪く、怒ってしまったとか、しばらく放置してしまったとか、そういうことは大きくは当てはまらないように私は思います。以前精神科医が『そういう場合がたまにあっても、信頼関係のある大人となら問題ではない。大人が後で謝るなどをして関係性の修復をおこなうことで、子どもはそれ自体を学ぶこともできる』と言う話をしていましたし、人間ですから怒ることがあって当たり前だと思います。 今回は、極端に不適切な、一貫性のない養育をさせられ続けることにより、子どもはどうなるのかと言うことを学びたいと思います。 大人の気分で感情的になったり、放置したりと極端に不安定な養育が続くと、子どもは次のような傾向に育つそうです。 ①基本的信頼・安心感が育たない、人間不信になる ②身体感覚が十分に分化・統合されていない ③情動も十分に分化・統合されていな
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