端末別にみた、利用しているアプリケーションの利用率(複数回答)。データ端末をノートパソコンに挿して使う場合は多用途だが、スマートフォンの用途は1,2種類というケースもある。 モバイル端末の種類別に用途を見ると、データ通信専用端末を導入した企業は、メール以外にもグループウエアや、ファイルサーバーへのアクセスなど多くの目的に使っている。これはノートパソコンと併用することが前提だからだ(図1)。 これに対してスマートフォンの用途は、携帯電話機を使ったデータ通信の用途と近い結果になった。回答数が10社と少なかったことの影響があるかもしれないが、現状では、メール専用など単機能の端末として導入している例が多い。 理由の一つは、アプリケーションに改修が必要になるケースがあること。Webベースの社内システムを使う場合でも、スマートフォン搭載のブラウザーからうまく操作できないことがあるのだ。ウェッズの星野課