身延町立図書館は不用になった英字新聞などを使い、ブックカバーを作った。利用者に無料でプレゼントしている。 倉庫に保管しきれなくなった英字新聞の再利用法を考えていた職員が思い付いた。英字新聞のカバーは文庫本用サイズで、英語で身延町立図書館の文字が入っている。上からトレーシングペーパーを重ね、印刷された文字がほかの本に写らないよう工夫した。 このほか、図書館のキャラクター「ブックン」が印刷された用紙で作ったカバーも用意。オレンジや緑など5種類の色があり、用紙に記載した印に従って折れば、文庫本、新書どちらにも対応できる。 10月中旬まで配布する予定。英字新聞のカバーをもらった同町西嶋の介護職笠井泰信さん(39)は「英字がおしゃれで気に入った。本にかけて使うのが楽しみ」と話していた。