ニューヨーク公共図書館の改修計画をめぐって ニューヨーク公共図書館(NYPL)のスティーブン・A・シュワルツマン図書館(Stephen A. Schwarzman Building)改修計画をめぐって議論が巻き起こっている。同館は,NYPLの中央館にあたるもので,改修費は3億ドルと目される。2012年2月16日に英国のFoster+Partnersへデザイン制作の依頼が決定し,同年12月19日にそのデザインが発表された。だが順風満帆とはいかず,計画発表当初から賛否が飛び交う事態となっている。 NYPLの改修計画は2008年にスタートした。その際,投資アドバイザー企業のBlackstone Groupの共同創業者にして会長のスティーブン・A・シュワルツマン氏が,改修等のために1億ドルを同館に寄付している。これにより氏の名前は館名として掲げられることとなった。当初から,3階の大閲覧室Rose
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