いま、日本有数の宗教団体・創価学会に大きな変化が起きている。池田大作氏の死去や選挙惨敗、高齢化だけでは語れない“もう一つの問題”が、現場の学会員たちを揺らしているという。組織の内部で何が起きているのか。創価学会員に取材したライターの片山一樹さんがリポートする――。 座談会に集まるのは「高齢者ばかり」 中道改革連合と公明党の支持母体である創価学会が、いま揺れている。 カリスマ的指導者であった池田大作名誉会長が2023年に死去したことは、教団内に大きな影響を与えた。2026年2月に行われた衆議院議員総選挙で、中道改革連合が惨敗したことは記憶に新しい。 ただ、現役の創価学会員たちに取材をすると、彼らが日常の活動で真に頭を抱えている問題はカリスマの喪失ではないという。まず重要なのが、よくマスメディアでも指摘される「教団の少子高齢化」問題だ。 取材した首都圏在住の40代男性は、地域の現状についてこう

