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ブックマーク / sajiya.blog89.fc2.com (7)

  • アニメでタイムラプス - 大匙屋

    ■この素晴らしい世界に祝福を! ED すごい人気ですね。ディーン久々のヒット作になりそうで、マジで良かったです。 全10話らしいんで、この勢いなら最後までもつでしょう。 ところでEDのタイムラプスがよくできてるなーと思いました。 彩度上げ遠景に強めのガウス、2コマで洗濯物を揺らしたり 歩きも中1枚でパタパタ歩かせてる、ミニチュア感/トイカメラっぽい仕上がり (チルトシフト) たぶんそのトイデジっぽさを出す目的で2コマにしてるんだと思うんです。 微かな粗さ、コマ落ち感があって不思議な感覚、 曲調の効果もあり、異世界なのにノスタルジックな映像 というわけで今回はこのEDでも盛んに使われているタイムラプスを見ていきます。 タイムラプスというのは要するに微速度撮影、コマ落し撮影のことですね。 ざっくりいうと長時間に渡って撮影したビデオを早回しで見るようなもの アニメで頻繁に使われるようになってきた

    アニメでタイムラプス - 大匙屋
  • 2015夏アニメのカメラワークいくつか - 大匙屋

    ■六花の勇者 #03 これ今期ベストショットですねえ。TB→じわTU→QTU→じわパン 奥行き表現、反応速度と身体能力、そしてムキだしの闘志と冷静なまなざし このカットは登場人物のうちフレミーでなければ成立しないカット、そこが優れてる この作品は妙なカメラワークが多くて、見てて楽しいですね。 ■六花の勇者 #01 女のエキセントリックな素顔と男の純情な一面が画面にあふれる。 この牢獄シーンは良く出来ていて、ナッシェタニアがアドレットの表情を引き出し 観客の目をひきつけながら世界設定の説明まで一気にやってしまう びっくりするような、格子抜けで行き来するカメラ。この発想がすごい 普通だと↓こういうフシギな絵になる ■オーバーロード #03 吹っ飛ばされた首のPOV 切りかかるときの回り込みも綺麗だけど剣先の動きにはキレが足りない気がする スローなのか、ノーマルスピードなのか、若干中途半端な感じ

    2015夏アニメのカメラワークいくつか - 大匙屋
  • 2015春アニメのカメラワークいくつか - 大匙屋

    ■終わりのセラフ #01 (2015) すげえ。アバンからなんちゅうもんを見せてくれるんやと思ったクレーンショット このあとカメラ左ロール後スイッシュパン→タイトルイン、全部ワンカットで。 BG一枚絵なのかと一瞬思ったらこれが動くものだから、あれ?これは3Dマッピングしてあるの? ・・・と思ったんだけど、よーく見たらBGも各Bookも個別のパースは変わっていない。 すなわちこれ、3DCGではなく密着マルチT.Bなのである。 それにしてもこの奥行き感はすばらしい。 これは撮影が上手過ぎるっていうか、ここまでくるともう、人間技ではない。 各部の密着引きのタイミングが完璧すぎる。 なので、おそらくこれは3DCGガイドつきレイアウトによる作画と思われる。 ■響け!ユーフォニアム OP (2015) おそらくこれも3Dガイドによるものと思われるけど 京アニはこのくらい普通に作画でやってそうで怖い。死

    2015春アニメのカメラワークいくつか - 大匙屋
    turu_crane
    turu_crane 2015/04/15
    ぞくぞくする
  • かき混ぜる作画・その2 - 大匙屋

    記事を書いた後になると次々思い出すあれこれ。 「解説を書くのに途中で飽きてる」とか指摘されたんですけど、確かに・・・ いけません ■夢色パティシエール #05,#11 (2009) 「テンパリング」というチョコの冷却作業。これはタブリール法という手法(らしい) この作業じたいが絵的にレア、動きのキレ良く、じわT.Bが効いていて、見てて気持ちいい #10 ナッペ、回転台 #21 これはたぶん何かのジャムかコンフィチュール #23 トラバイエ。地味だけど良い粘性表現 夢色パティシエールは存外にあなどれない作品でした。 最後のほうは経営アニメになってたけど ■エスカ&ロジーのアトリエ #01 (2014) 乳鉢とかすり鉢の絵ってのは、ちゃんと見せてくれるケースが意外に少ない気がします。 それとアニメの「調合シーン」は一般に錬金術によるものが多く、試験管やビーカー等がよく使われ 漢方的調合の演出自

    かき混ぜる作画・その2 - 大匙屋
  • 3コマ歩き、中3と中4の随行 - 大匙屋

    ■月刊少女野崎くん #05  (2014) 二者間に体格差のある随行の場面では 来なら歩幅の調整や中割枚数などによる体格差の強調が アニメタによるひとつの腕の見せ所であるのだけど、 実際そこまでやれているケースはそう多くはない (できない原因はいろいろあると思う) この作画は男性が3K中4、女性が同中3 中の枚数が多いほうが当然ゆったりとした歩き、動きのゆっくりな歩きになります。 3K中3は前回見たとおり多少パタパタした歩きになるわけですが、その効果を巧みに利用し 「勝手にどんどん歩いて行ってしまう男の子に急ぎ足気味でついていく女の子」の可愛さを 上手く表現してる感じです。 体格差があればこういう現象が起きるのは普通のことだし この作画も調整は大変でしょうが、技術的に難しいとか飛びぬけてるとかではないです。 しかし、こういった描き分けがしっかりできてるケースは、そう多くないように思う。

    3コマ歩き、中3と中4の随行 - 大匙屋
  • 2013秋アニメ 蒼き鋼のアルペジオ - 大匙屋

    ■蒼き鋼のアルペジオ http://aokihagane.com/ 謎の種族「霧の艦隊」の出現により、地球のすべての海から人類が駆逐された時代。 士官訓練生・千早群像(チハヤ・グンゾウ)の前に「霧」の潜水艦「イ401」とその分身「イオナ」が現れた。 二人は仲間たちと力を合わせ、滅びに瀕した人類を救い、新しい世界を切り拓くための戦いを始める。 というような話でした 大きな特徴として、作画においてフルCGアニメを謳っています。 まあしかし、これはCGという定義に所謂デジタル原画も含まれてる感じで アクションのみならず日常芝居を含め多くの部分をCGモデルで動かしているものの これは視聴者にとってはフルCGというよりハイブリッド作画ですよね。 原画マンがレイアウト用紙と鉛筆を使ってないだけで。 このあたりがわかりやすいかと思いますが、まあどう見ても手描きやなあと。 ポイントは眉毛ですかね。人の手じ

    2013秋アニメ 蒼き鋼のアルペジオ - 大匙屋
  • 最近の水際表現。そして京アニの水泳アニメ - 大匙屋

    (4/28追記:ブコメとかで要望が多かったんでgif増やしてみた。表示が重かったらすいません) だいぶ以前の記事でも書いたのですが プールの水際、液体と個体を分かつ線の表現はCGの侵によって 徐々にロストテクノロジーとなりつつあります。 相変わらず萌えアニメ、学園アニメ全盛で作品ごとに水着回、プール回があり こういった境界部分も目にする機会が多いわけですが 残念ながら、もうこの部分はメーターさんには作画させてもらえない領域のようで。 描かせてもらえないから、よけいに描けなくなっていくのかもしれない。 しかしながら 「この線が動かないのはおかしい」と考える向きもやはりあるようで、 挑戦のあとが見られる作品もいくつかあるのでした。 これは明るい兆しなんだろうか? 正直どうなのかわかりませんが そのへんをまとめてここ数年分、少しだけ紹介してみたいと思います。 (2010)オオカミさんと七人の仲

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