東証マザーズ上場1号企業として知られた「ニューディール」(旧リキッドオーディオ・ジャパン)が3月28日で上場廃止となる。 リキッドオーディオはネット音楽配信を手がける企業として1998年に設立。1999年にマザーズに上場したが、その後社長経験者が逮捕されるなどし、経営は混乱。03年に現社名に変更し、現在はヨガ事業などを展開している。銀行に株式事務委託の手数料を支払えず、契約を解除されたため、上場廃止となった。 1999年12月22日、同市場1号銘柄として上場したのは旧リキッドオーディオとインターネット総合研究所(IRI)。IRIは子会社の粉飾決算問題に絡み、2007年6月に上場廃止になっており、旧リキッドの上場廃止で、第1号企業は2社とも同市場から姿を消すことになった。