JR九州が在来線特急列車の客室乗務員廃止を検討していると2014年8月31日(日)、毎日新聞が伝えました。「客室乗務員」は案内や車内販売に従事する乗務員。車内販売は当初から採算がとれておらず、観光列車を除くすべての在来線特急列車が客室乗務員廃止の対象とされています。 近年、こうした車内販売の縮小傾向が続いています。JR東海は2013年3月16日から、すべての在来線特急列車で車内販売を終了しました。JR東海では現在、東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」でしか車内販売を行っていません。 そしてまもなく2014年9月15日(月)をもって、近畿と北陸を結ぶJR西日本の特急「サンダーバード」「しらさぎ」でも車内販売が終了します。JR西日本で車内販売を行う在来線の定期特急列車は9月15日以降、紀伊半島へ向かう「くろしお」と、JR東日本系の日本レストランエンタプライズ(NRE)が乗務する北陸地方の特急「