アルバニアの首都ティラナで、地震で損壊した建物のがれきの上を歩く男性(2019年9月21日撮影)。(c)Gent SHKULLAKU / AFP 【9月22日 AFP】(写真追加)米地質調査所(USGS)によると、アルバニアで21日午後4時(日本時間同11時)ごろ、マグニチュード(M)5.6の強い地震があった。震源は首都ティラナから西に40キロ足らずのドゥラス(Durres)付近で、震源の深さは10キロ。多くの市民が屋外に逃げ、首都ティラナをはじめ各地で建物の損壊や停電、電話の不通などの被害が出た。 アルバニア国防省は「国内では過去20~30年で最大の地震」だとしている。国防省報道官によるとこの地震で死亡した人はいない。 オゲルタ・マナステリウ(Ogerta Manastirliu)保健相は、ティラナとドゥラスで計約80人が医療機関で手当てを受け、うち21人は落ちてきた物や壁の一部が当たっ