ザンビア・ルカサの幹線道路で、中国航空工業集団の中国人労働者と握手するザンビアのエドガー・ルング大統領(左、2018年9月15日撮影)。(c)AFP PHOTO / DAWOOD SALIM 【10月1日 AFP】アフリカ南部ザンビアの首都ルサカで、同国の経済への影響力を強めている中国に抗議するデモが行われた。「中国はヒトラー(Hitler)と同じ」と書かれたプラカードを掲げていたのは、小政党の党首ジェームズ・ルクク(James Lukuku)氏だ。同氏はこの後、警察に連行されて数時間勾留され、一人きりの抗議デモを反すうすることになった。 だがエドガー・ルング(Edgar Lungu)大統領率いるザンビアで、中国の影響力の増大、とりわけザンビア政府への巨額の融資計画に反対しているのはルクク氏だけではない。 実際、同氏のように、中国の巨大プロジェクトが既に脆弱(ぜいじゃく)なザンビア経済をさ