米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官。米連邦議会で(2022年3月10日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP 【4月15日 AFP】米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ(William Burns)長官は14日、ロシアのウクライナ侵攻が苦戦を余儀なくされているのを受け、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は核兵器の限定使用に踏み切る可能性があるとの認識を示した。 バーンズ氏はジョージア工科大学(Georgia Institute of Technology)で講演し、「プーチン大統領とロシア指導部が自暴自棄になる可能性、さらにこれまでの戦局の停滞を踏まえると、戦術核もしくは低出力核兵器を使用する恐れがあることを軽視できない」と述べた。 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は2月24日の侵攻開始直後、核抑止力部隊を