<< 前の記事 | トップページ | 2011年06月21日 (火)ピックアップ@アジア 「中東政変とパレスチナ問題」 【冒頭映像】 チュニジアとエジプトに始まり、 アラブ各国に広がった反政府デモと政変の嵐。 その影響は、パレスチナにも及んでいます。 先月はじめ、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長と イスラム原理主義組織「ハマス」が、4年間に及ぶ分裂状態を解消し、 統一政府をつくることで合意しました。 また、エジプト政府は、ガザ地区との間の検問所の通行制限を大幅に緩和。 封鎖が続いていたガザ地区に風穴があきました。 さらに、中東和平交渉を仲介するアメリカのオバマ大統領は、 歴代大統領として初めて、イスラエルとパレスチナの将来の国境線について、 踏み込んだ指針を示しました。 (オバマ米大統領) 「イスラエルとパレスチナの国境線は、1967年までの境界線を基本とすべきだ」。 イスラエルのネ