前半、勝ち越しのトライを決める稲垣(手前)(c)朝日新聞社 13日のラグビー・ワールドカップ(W杯)でスコットランドを28―21で破り、開幕4連勝で史上初の8強入りを決めた日本。その躍進を支えたのは、地味ながら最前線で体を張り続けている背番号1番から8番をつけるフォワード(FW)陣だという声は多い。 「日本の弱点はパワーや体重で他国に劣るFWだと思っていた。スピードのある松島(幸太朗)や福岡(堅樹)ら優れたバックス(BK)はいるが、いくらBKが良くてもFW戦のスクラムやラインアウトで後手に回れば、チャンスは回ってこない。それが優勝候補のアイルランドに対しても、フィジカルが強いサモアに対しても日本は負けていなかった。日本が成長を遂げているのは知っていたが、ここまでやるとは……」 アイルランドのスポーツメディア「Pundit Arena」のショーン・マクマホン記者は、日本をそうたたえる。 前回
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