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ブックマーク / okirakukatuji.blog129.fc2.com (1)

  • お気らく活字生活 『闇の左手』 アーシュラ・K・ル・グィン ハヤカワ文庫

    ※作品の詳しい内容に言及しているので、未読のかたはご注意ください。 学生時代に読んだきりだったのを、もうすぐ開かれる読書会のために数十年ぶりで読み返した。昔読んだを今読むとたまにがっかりする事があるので少し心配していたのだが、書に関しては全くの杞憂だった。数か月前に同じ作者の『所有せざる人々』を読んだのだが、作品の完成度としてはおそらくそちらの方が上だろうと思う(理由は後述する)。でも、どちらの方が好きかと訊かれたら、迷わず書の方を選びたい。(もちろんどちらも甲乙つけがたい傑作なので、あくまで好みということだが。) 話がいきなり飛んでしまったので、まずは書の紹介から始めよう。 書『闇の左手』は、アメリカを代表する作家アーシュラ・K・ル・グィンが1969年に発表した長篇SFで、同年のヒューゴ賞とネビュラ賞を独占受賞した彼女の代表作のひとつである。(SF作品では他に、同じくヒューゴ・

    tweakk
    tweakk 2021/05/16
    言い得て妙だ“従ってル・グィン作品を読んだ後は、カタルシスよりも深い余韻に浸ることが多い”  読んだ中では一番近しく感じるレビュー
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