タグ

ブックマーク / wondephysics.web.fc2.com (2)

  • 国立科学博物館で学ぶ物理学 旧暦/月の運行軌道

    [Ⅰ] 旧暦 (1)太陰太陽暦 皆さんが慣れ親しんでいる暦とは、太陽の運行を基準とした太陽暦ですが、この他に月の運行を基準とした太陰歴という暦があります。 イスラム教の世界では未だに純然たる太陰暦が使用されています。日でも、例えば1月はどの年であっても冬であるという季節が感じられる 暦として、太陽の運行も取り入れた太陰太陽歴が用いられていました。江戸時代以前までは中国で作成された暦を使用していましたが、 江戸初期に渋川春海により初めて日での観測に基ずく大和暦が作成されました。それが貞享暦(左下図に示す展示物は貞享暦に従う享保歴です) というものです。江戸末期には、太陽の動きの取り込み方(平気法と定気法)が貞享暦とは若干異なる暦として天保歴が作成されました。 旧暦と言い習わしている暦とはこの天保歴のことを言います。 太陰太陽歴の基は、 (1)定朔法(朔月) 新月(朔)の日を月の初日とす

    tweakk
    tweakk 2024/06/21
    “月は軌道面が黄道面に対し歳差運動を行いながら、 且つ楕円軌道そのものも回転しながら周回…回転も常に一定方向でなく逆行することも、歳差も純粋な歳差ではなく章動という歳差円に沿って波打つ現象も”
  • 国立科学博物館で学ぶ物理学 軌道要素・天球座標

    [Ⅰ] 軌道要素 太陽の周りを回る惑星・彗星や地球の周りを回る月(衛星)・人工衛星などの運行は、近似的にはケプラーの法則に従うので、それらの 運行状態を表すのに、軌道6要素が用いられる。名称・項目は色々あるであるが、 軌道形状        ① 軌道長半径(a)    ② 離心率(e) 軌道面位置・方向    ③ 昇交点経度(Ω)    ④ 軌道傾斜角(ε) ⑤ 近点離角(ω) 軌道上の位置      ⑥ 真近点離角(ξ) 天体の現在の位置を知るには、元期(春分点が移動するため、西暦何年の基準であるかを定めなければならない)における、6要素の値 を得て、元期からの時間経過後の位置として現在値を得る。この間の2体問題以外の天体等による影響(これを摂動という)すなわち 軌道変化を知る必要もあり、永年摂動として各要素ごとに以下のような式を用いて現在の軌道を求める。 <ex> <元期:J2000、

  • 1