「ドイツの脱原発はまやかし、電力の不足分を他国(たとえばフランス)から(原発で作られた)電力を買うことでまかなっている」 とか言うようなデマを5年経った今でも鵜呑みにして疑うことを知らず、そのデマを垂れ流しにして、知ると知らずとに関わらず原発推進派を支えている人が少なからずいることに驚愕しております。そこで最新のドイツの国外電力取引統計をここでご紹介させていただきます。 2014年のデータは拙ブログ「ドイツの脱原発ーその真実と虚構、現状(2)」で取り上げましたが、ここでは2015年度の数字です。 下のグラフはドイツの1990年-2015年までの電力輸入量から電力輸出量を差し引いた量がテラワット時(=10億キロワット時)という単位で表されています。ソースはドイツの統計ポータルStatistaです。プラスの値なら輸入超過、マイナスなら輸出超過です。 2011年の福島第一原発の事故を受けてドイツ
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