基礎疾患のない50代。18時ごろに頭痛と寒気あり。20時ころに家族と歩いて救急外来受診。その時点では「だいぶマシ」になっていた。 対応した当直医の診察で、これといった症候なし。ただ、初めての頭痛ということで頭部CT。 結果は、くも膜下出血。 これがあるから、歩いてくる頭痛は怖い。 — 本之虫 (@BookloverMD) 2018年1月27日 自分なら、診察時点では症状のない「2時間前に頭痛と寒気があった人」に頭部CTをオーダーするだろうか……と考えると、こちらが寒気のするケース。 初発の頭痛は頭部CT。 これをデフォルトくらいに考えておこう。 — 本之虫 (@BookloverMD) 2018年1月27日 歩いて受診する人のことを「ウォークイン」、くも膜下出血を略語でSAHという。そして、頭痛や救急関連の本では、ほとんどすべてに「ウォークインのSAHには気をつけろ」と書いてある。 — 本