著者紹介 ロレイン・ダストン(Lorraine Daston) マックス・プランク科学史研究所名誉所長。18世紀の確率論や、初期近代の博物学における驚異などを幅広く研究してきた科学史家。主な著作に、Wonders and the Order of Nature, 1150–1750(共著、1998年)、Against Nature(2019年)などがある。 ピーター・ギャリソン(Peter Galison) ハーヴァード大学教授。実践に注目した科学史研究を牽引し、近年はドキュメンタリー映像の制作にも携わる。主な著作にImage and Logic(1997年)など、邦訳に『アインシュタインの時計 ポアンカレの地図』(名古屋大学出版会、2015年)がある。 (所属等は本邦訳書初版第1刷発行時のものです。) 目 次 凡 例 ペーパーバック版前書き 初版前書き プロローグ 客観性の衝撃 第1章