ブックマーク / building-up.com (10)

  • 【サランスクのSSR】日本対コロンビア【西野監督の修正】

    さて、今回は日対コロンビアを振り返っていく。なお、開始3分で退場&PK献上という試合はどれくらいの確率で訪れるか誰か調べてほしい。 11対10という設計図 どこかの偉い人がこんなことを言っていた。 「プレッシングにくる枚数なんて決まっているんだよ!もしも、こちらのビルドアップ隊の枚数と同じ枚数を相手が揃えてきたら、前線が同数になっているんだよ。だったらショートパスなんてやめて蹴っ飛ばせば良いのだ。」 他の偉い人がこんなことを言っていた。 「ボールを保持していれば、基的に11対10で試合をしていると考えるべきなんだよ。キーパーのフィールドプレーヤー化がいくら進んでも、こっちのセンターフォワードのマークをキーパーがすることはないだろう。そんな日が来ない限り、サッカーは11対10と考えるべきなんだ」 この試合の最初の注目点は、11対10になったのにも関わらず、日はうまく振る舞えなかったこと

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    twikkun 2018/06/26
  • ハリルホジッチの未来予想と、相手の弱みを絶対につくマンの策を見抜け【日本対タイ】

    さて、今回は賛否両論が起きた日対タイの試合を振り返っていく。この試合における日の目標は、勝ち&大量得点だ。その両方を達成したという事実において、この試合は評価されるべきだろう。しかし、そんな試合でも否の言葉が聞かれた理由は、失点しなかったことが奇跡だったような内容だったからだ。試合後の選手たちの発言を見ても、点差ほどの事実がもたらした達成感のようなものはまるでない。勝って兜の緒を締めよとは日のことわざだが、戒めの言葉というよりは、自然と自分たちを戒める内容の試合となってしまっていた。 状況を整理すると、最終予選はサウジアラビア、日、オーストラリアの三つ巴の争いになっている。オーストラリアがつまづきながら最終予選を過ごしていることもあって、サウジアラビアと日のデッドヒートになりつつある。前節でUAEにリベンジを果たした日。しかし、大迫と今野が怪我でこの試合では欠場。ついでに、今回

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    twikkun 2017/04/12
  • 【アフロマンを試合から消す策】日本対UAE【様々な優位性で勝負をすること】

    ワールドカップの最終予選。日での試合では、UAEに敗戦。いわゆる、リベンジ・マッチである。なお、埼スタでの試合は、大島がスタメンであった。今となっては、非常に懐かしい記憶だ。あれから月日は過ぎ、日のスタメンに変化が見られている。埼スタでの1.2列目のスタメンは、長谷部、大島、田、清武、香川、岡崎だった。香川しかスタメンに生き残っていない。スタメン争いをしながら最終予選を選手たちが過ごしているという事実は、なかなかできる芸当ではない。ハリルホジッチを評価する一因にはなるだろう。この試合ではキャプテン長谷部が離脱で、今野が久々に代表に復帰し、即スタメンとなっている。 UAE代表と言えば、アフロマン。ただし、チームの得点王のハリルは欠場。他にも主力が何名か欠場しているらしい。最終予選で常にメンバーが揃った状態で戦えるわけはないので、だからなんやねんという話だ。試されているのは、総力戦。10

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    twikkun 2017/03/27
  • 【ハリルホジッチの頭の中】日本対タイ【どうなる香川真司】

    のスタメンは、西川、酒井高徳、森重、吉田、酒井宏樹、長谷部、山口蛍、田、香川、原口、浅野。UAE戦の敗北を受けて、岡崎→浅野、清武→原口、大島→山口蛍とスタメンを変更してきた。ファーサイドでのフィニッシャーとしての役割は原口のほうが得意。トランジションで相手の攻撃を受け止めるのは山口蛍のほうが得意。裏抜けは浅野のほうが得意。いろいろと考えてみると、納得のいく采配だ。それでも、岡崎を外したのは少し驚いた。岡崎のコンディションが良くなかったのかもしれないけれど。 タイのスタメンは、カウィン、ティーラトン、ナルバディン、コラビット、トリスタン、クルクリット、シャリル、タナボーン、チャナティップ、ポックラウ 、ティーラシル。ACLで見たことのある選手がいるはずだが、基的に記憶に無い。育成年代から地道に結果を残しつつあるタイだが、その結果がフル代表に還元されるのは、もう少し先のお話になると思

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    twikkun 2016/09/08
  • 【サイドハーフのポジショニング】浦和レッズ対大宮アルディージャ【ハリルホジッチの呪縛】

    浦和レッズのスタメンは、西川、遠藤、槙野、森脇、柏木、阿部、宇賀神、関根、李、武藤、興梠。この試合を終えると、遠藤と興梠はオリンピックの準備のため、チームを離脱する。確かに中心選手の2人だが、浦和レッズの選手層を考えると、どうにかしてほしいところだろう。また、出場機会の少なかった選手たちの発奮に期待したい。5連勝中で、地味に調子を上げている。セカンド・ステージを取るというよりは、年間での覇者を狙っているのが音だろうか。 大宮アルディージャのスタメンは、加藤、奥井、山越、河、大屋、横谷、金澤、泉澤、マテウス、ペチュニク、江坂。昇格組だが、J1残留を、ほぼ確定?の順位にいるのは立派だ。下部組織が充実してきているけれど、シームレス化が起きそうな気配はない。資金力があることから、他のチームからの移籍組が嫌でも目立つ。もちろん、移籍組が多いことは悪いことではない。将来的にレイソルのようになってい

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    twikkun 2016/07/21
  • 【戦術のトレンドは??】UEFA EURO2016の総括をしよう【テクニカルレポート的な】

    決勝戦をオオトリにして、EURO祭りを終わらせようと思っています。よって、さきに大会の雑感、かっこ良く言えば、テクニカルレポート的なことを書きます。平たく言うと、試合を通じて、感じたことをつらつらと書いていくだけです。 24チーム出場!のメリット・デメリット 今大会のEUROから、出場国が24チームに増加した。増加した理由は、よくわからない。事実としては、初出場の国が増えた。そして、試合数の増加によって、経済的なメリットがあっただろう。大会へ出場するハードルの低下は、今までは予選に参加するだけだった国々のモチベーションを上げたと思う。その結果、大会出場のハードルが下がったにも関わらず、常連国(オランダやデンマーク)が予選で敗退するようなレベルの予選となった。欧州全体のことを考慮すれば、多くのチームに希望を与える出場国の増加は、幅広いレベルアップをもたらす可能性が高い。 大会に話を移すと

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    twikkun 2016/07/13
  • 【下平監督と井原監督の差し合い】柏レイソル対アビスパ福岡

    両チームのスタメンはこちら。なお、柏レイソルのキーパーは、桐畑になります。脳内補完よろしく(・∀・) 上位進出を狙う柏レイソルと、降格圏から抜け出したいアビスパ福岡の試合。 柏レイソルのメンバーを見ると、小林、茨田のセントラルハーフコンビが解散している。疲労や個性の差、対戦相手などを考慮しての選択だろうけれど、層の厚さを感じる下平監督の選択だ。他には、小兵・中川がスタメンに復活している。 アビスパ福岡は、ゆっくりと結果が出始めている。よって、勝てば一気に降格圏から脱出だというポイントまで積み上げてきた。監督は井原。柏レイソルでコーチ修行をしていたので、ネルシーニョ対柏レイソルの対戦並みに特別なものとなっている。 アビスパ福岡が招いた柏レイソルタイム ボールを保持していないときのアビスパ福岡のシステムは4-4-2。ただし、ウェリントンは、チームとしての守備にあまり参加しない。邦が懸命に走り

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    twikkun 2016/05/26
  • 【イタリア式と日本式ポゼッション】サガン鳥栖対柏レイソル

    サガン鳥栖のスタメンは、林、三丸、谷口、藤田、高橋、チェ・ソングン、金民友、鎌田、富山、豊田。フィッカデンティ体制になり、かつての堅固な守備体制に戻るかと予想されていたサガン鳥栖。しかし、シーズンが開幕して我々が目にしたものは、ボールを保持するサガン鳥栖であった。FC東京時代に攻撃の設計図を作っているのか、それとも落としこみが下手なのかと騒がれれていたフィッカデンティ。その検証をサガン鳥栖でも行っているようにすら見える現状だ。フィッカデンティの挑戦も結果が伴えば、外野からの文句は消えるだろう。しかし、結果がなかなか出ていない状態なので、茨の道状態のサガン鳥栖であった。 柏レイソルのスタメンは、中村、輪湖、中山、中谷、伊東、秋野、武富、大谷、小林、田中順也、ディエゴ・オリベイラ。メンデス事変によって、下平監督が就任した柏レイソル。吉田達磨監督からメンデス監督への変更で、下部組織とトップチーム

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    twikkun 2016/04/05
  • 【書評】通訳日記【ザッケローニから学ぶ】

    2014年の11月に出たワールドカップのあとには、暴露といったら言い過ぎなのだけど、ワールドカップの裏側を書いたが出版されることがある。2002年だったら、6月の勝利の歌を忘れない(DVDやないか)。2006年だったら、敗因と(ほとんど記憶に残ってないけど)。2010年は残念ながら、吾輩の記憶にはない。しいて言うなら、岡ちゃんのサッカーをイタリア人が分析したよかな。 そして、2014年といえば、この通訳日記である。の内容を平たくいうと、ザッケローニの通訳であった矢野さんの日記だ。ザッケローニの隣を歩き続けて、感じたことを書きまくったである。そして、中身はここまで公開していいのだろうか?ということまで載っている。つまり、2014年の日本代表、すでにその結末は知っている状況で読むのは、なかなか切ないものであるが、その成功を願って歩き続けた4年間の物語の詳細となっている。 ■ザッケロ

    【書評】通訳日記【ザッケローニから学ぶ】
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    twikkun 2015/11/11
  • ~再現性と柔軟性の狭間で~横浜F・マリノス対柏レイソル

    ファースト・ステージでもそこそこの成績を残したものの、評価が高いのか低いのかよくわからない横浜F・マリノス。恐らく結果が安定しないからだろう。みんなが待っていた中村俊輔がとうとう復活。ただし、ボランチ。モンバエルツ監督のなかで、誰をどこに配置するのかの最適解が見つかるまでは結果も安定しないのかもしれない。センターフォワードの不在問題は続いている。 まさかの残留争いに片足つっこむ状況になっている柏レイソル。ACLは勝ち残っているのに、J2に降格してはまるでわけのわからない状況となる。しかも、レアンドロが神戸に移籍。エデルソンをすぐに獲得するがあくまで未知数。工藤をようやく中央で起用できるのはいろいろな意味で朗報かも知れないが、どっちに転ぶかはまったく想像できない。ある意味のギャンブルでセカンド・ステージを迎えることとなった。 ■前進する⇔前進させない お互いが冷静にボールを繋ぐ中で、それにど

    ~再現性と柔軟性の狭間で~横浜F・マリノス対柏レイソル
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    twikkun 2015/07/17
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