商店街のど真ん中の狭い間口を入ると、数名の若者が、石鹸に模様をつける作業とデパートの商品券の箱折り作業をしていました。話しているのは、笑顔で後輩を指導している若者だけです。見慣れない我々が入ってきたことに、緊張感が漂っています。 「伴走舎」は、不登校・ひきこもり、ニートなどの若者に寄り添いながら、社会参加への道を歩む伴走型支援を目指しています。 一通り説明を聞いたあと、私が話しかけてみると、何人かが笑顔で応じてくれました。バイトをしながら週に2日ほど来ているという若者は「ここに来ると仲間がいるので安心」と話してくれました。精神障害があるとのことでしたが、人懐っこい笑顔が印象的でした。 一言も話さなかった若者は、行商の屋台を一人でつくったそうです。拡声器までついている立派な屋台で、お年寄りの家を訪問して、自分たちでつくった野菜や日常品を売っているそうです。 活動を支えている町内会長さんや、商
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