「かゆくてたまらん」「夜も眠れない」。刺されると強烈なかゆみを引き起こすトコジラミの被害報告が東京都内で増え、交流サイト(SNS)への投稿も相次いでいる。コロナが収束し、人の移動が活発になったことで、外出先から家に持ち込まれるトコジラミが増えているとみられる。爆発的に繁殖する夏を迎え、専門家らは注意を呼びかけている。 【写真】トコジラミと脱皮した抜け殻 トコジラミはカメムシの仲間で別名・南京虫。茶褐色で体長5~8ミリ。日中は寝具や壁の隙間に潜み、夜になると就寝中の人の手や足、首など露出している部分から血を吸う。気温25度以上になると動きが活発になり、1日5~6個の卵を産む。 戦前から国内に生息。戦後、強力な殺虫剤の普及で一時は絶滅寸前となったが、2000年代に入って再び被害が出始めた。日本防疫殺虫剤協会(東京)の足立雅也・技術委員は「外国人観光客が増え、荷物に紛れて従来の殺虫剤が効きにくい
30日朝、東京 府中市の介護施設で50代の女性職員が40代の部下の職員に刃物で切りつけられ、病院に運ばれました。 女性は搬送時、意識はあったということで、警視庁は部下を殺人未遂の疑いでその場で逮捕し、詳しいいきさつを調べています。 30日午前7時40分ごろ、府中市分梅町の介護施設「たのしいデイむさしふちゅう」で「スタッフが同僚を刺した」と警視庁に通報がありました。 警察官が駆けつけたところ、施設の事務室で50代の女性職員が頭から血を流して倒れていて、病院に運ばれましたが、搬送時、意識はあったということです。 警視庁は、この施設の職員で川崎市に住む中村瞬容疑者(41)が女性の頭を刃物で切りつけたことを認めたことなどから殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。 容疑者は女性の部下で、当時、施設には、ほかにも職員や利用者がいましたが、いずれもけがはありませんでした。 現場には凶器とみられる刃物が落
映画「ジョーカー」の主人公のように社会への恨みを募らせていたのか――。6月29日、2021年に走行中の小田急線車内で3人の乗客が刺傷された事件で、殺人未遂などの罪に問われている対馬悠介被告(37)の裁判員裁判第3回公判が東京地裁で開かれた。この日、弁護側の被告人質問に立った対馬被告は、初めて公の場で事件を振り返った。事件の背景には抜け出せなかった貧困があった。 【写真】中央大学在学中は「イケメン」と女子から人気があった対馬被告。女性たちと楽しげに写真に収まっていた *** 心が擦り切れた 上下とも黒のシャツ、ズボン姿で法廷に現れた対馬被告は、弁護人の質問に淡々と、時に身振り手振りを交えながら答えた。 まず問われたのは、凶行に至るまでの暮らしぶりだった。事件が起きたのは2021年8月だが、対馬被告は3月から生活保護を受給していて当時は無職だった。 ――どうして生活保護を申請しようと考えた?
Photo by Viktor Fridshon/Global Images Ukraine via Getty Images ロシアの武力侵攻が始まった時点で、ウクライナ軍は約1200両の歩兵戦闘車(IFV:車内に歩兵が乗る装甲戦闘車両)を保有していた。それ以来、1年4カ月にわたる激闘を経て、このうち600両近くが失われた。 ウクライナ政府を支援する諸国は、約800両の歩兵戦闘車を供与すると約束している。つまり理屈の上では、ウクライナ軍が利用できる歩兵戦闘車は、開戦時と比較して200両増える計算となる。 だが、2022年2月にロシアがウクライナに武力侵攻し、本格的な戦闘が始まって以来、ウクライナ軍は新たな旅団を数十個単位で立ち上げている。同時にウクライナ国防省は、既存の旅団を増強し、軽装備の戦闘車を重装備に置き換える動きも進めている。 こうした事情から、ウクライナ軍では歩兵戦闘車が大幅な
1年以上たった現在でも激しい戦闘が続く、ウクライナ戦争。すでに世界情勢に多大な影響を与えているが、その行く末はどうなるのか。対外的な戦争を行っている状況で、各国とも内政に問題を抱えている。特に注意しておきたいのがアメリカ国内の分断だ。フランスの歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏とジャーナリストの池上彰氏が対談。『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』(朝日新書)より一部を抜粋、再編集し、紹介する。 【写真】「間抜けなプーチン」の文字が書かれた火炎瓶 * * * 池上彰 この先、この戦争はどうなっていくのか。ウクライナとしてはロシアを国内から追い出すまでは戦争を続ける。一方で、プーチン大統領にしてみれば、ドネツクやルハンスクなどウクライナ4州をロシア領として「併合」した以上、そこから撤退することはできない。 アメリカも、この戦争から抜け出すことは難しい。
さくらインターネットが推進する働き方の多様性を実現するための取り組みとは? >>詳細を見てみる 反対するなら代案を用意しろと言われたことはありませんか? ミーティングや打合せの席で「反対するなら代案を出せ」という言葉を耳にしたことはないだろうか。 「この計画でいきたいと思う!」 「反対!」「断固反対!」 「反対するなら、代案を出せ!」「代案がないやつに反対する権利はない!」 こんな光景がいまこの瞬間も日本のどこかで繰り広げられているとなんともいえない気分になる。 僕は 30年近く会社員をやっているけれども、数えきれないほど「代案を出せ」という言葉を耳にしてきた。「意見を言え」「対案はないのか」といったバリエーションまでカウントしたら、数百回にはなるはずだ。 「耳にした」「その場に居合わせた」だけではない。僕自身、そう言われてきた。一方で僕自身も「代案を出せ」的な言葉を言ってきた。事前に何も
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