国内最速となるモバイル・データ通信サービスが登場した。イー・モバイルは2007年12月に伝送速度が下り最大7.2Mビット/秒のデータ通信サービスを開始。従来の最大3.6Mビット/秒のサービスからどれくらい速くなっているのか。7.2Mビット/秒対応のデータ通信端末「D02HW」を使い実効速度を検証した。 イー・モバイルは2007年12月,国内のHSDPA(high speed downlink packet access)サービスとしては初めて下り最大7.2Mビット/秒の伝送速度に対応したサービスを開始した。HSDPAサービスはNTTドコモとソフトバンクモバイルも提供中だが,両社のサービスは今のところ下り最大3.6Mビット/秒の伝送速度にとどまる。 2007年12月のサービス開始時点で7.2Mビット/秒に対応する端末は,中国ファーウエイ・テクノロジーズ製のUSB接続型データ通信端末「D02H