昨日梅雨入り発表のあった長野県白馬村では、今日7日(木)朝、白い虹が出現しました。 これは、『白虹(しろにじ)』もしくは『霧虹(きりにじ)』と呼ばれる現象です。 通常の虹は太陽の光が雨に反射する際、雨粒がプリズムの役割を果たして太陽光が分光されるため、七色に見えます。 一方、白虹は太陽の光が霧に反射して見られます。霧の粒は雨粒より細かいため、プリズムのように分光されず、全ての波長(色)の光が同じように散乱されます。このため白く輝くのです。 今朝は霧が発生していた長野県白馬村周辺では、その霧が晴れつつあるタイミングで日が差し込んで、白虹が現れました。 朝虹は雨のサイン、とも言いますが、白い虹の場合は晴れのサインとなります。