校長室に親が呼び出されるなんて、隠れてタバコ吸った中学生の話かと思っていた。 まさか自分が「ちょっとお話があります。」なんて言われて部屋に通されるとは。 しかも、校長室ではなく「園長室」。長男は3歳になる直前の保育園児だった。 保育園で確信する長男の「違い」 親身であったかい保育園 保育園も家庭も子どもたちの人生そのもの 保育園で確信する長男の「違い」 保育園に通い出す前から、確かに私は言葉にできない違和感を感じていた。そして、ただただ私の育て方が悪いのだと抱え込んでいた。 長男は、視線が合うことが少なく、触れ合いをキライ、歩き始めも、言葉を発するのも、オムツ外れも少しゆっくりだった。 独り遊びが好きで、人より物に興味を示し、普段と違うことを嫌い、こだわりが強かった。 それでも、家庭内では、それほど困ることはなかった。今思えば、長男のペースで全てやっていける甘々の環境だったからだ。 そして