過激な表現と社会風刺で、放送開始から20年が経つ現在もカルト的人気を誇るアニメ「サウスパーク」。製作者のトレイ・パーカーが「LAタイムズ」の取材に答え、9月に始まる第21シーズンではドナルド・トランプをネタにしない理由について次のように語った。 「『サタデー・ナイト・ライブ』と同じ罠にはまってしまった。まるで『我々がトランプをどう斬るか、お楽しみに』と煽るCNNみたいになっていた。僕もマット(マット・ストーン/もう一人の製作者)もそういうのが嫌いだったのに。 新シーズンは、ロボットのふりをしたカートマンがバターズをからかったりする本来の『サウスパーク』に戻したいと思っている。子どもたちが『昨晩のトランプ見た?』と言い合うのではなく、あくまでも子どもらしい、馬鹿げた凶暴なことをする内容にね。(トランプは)もうどうでもいいよ。『来週、トランプに何が起きるか必見!』と書いた看板を立てて視聴率を上