Finatextでエンジニアをやっている山崎 康行と申します。 前回は、「Vue on IonicでWebエンジニアがネイティブアプリの夢を見る」というフロントエンドに関する記事でした。 今回は、Finatextではバックエンドの実装に主にGo言語を採用しているということで、Go言語に関する記事を書きたいと思います。 はじめにGo言語を使っていると、関数の引数や、メソッドのレシーバを、値にすべきなのかポインタにすべきなのか悩むことが良くあります。 公式ドキュメントによると、 https://golang.org/doc/faq#methods_on_values_or_pointers (日本語訳:http://golang.jp/go_faq#methods_on_values_or_pointers) ざっくりまとめると、 呼び出し元の値を変える必要があるなら、ポインタ引数(レシーバ)