スペイン北西部の町で24日、高速鉄道が脱線し、200人以上の死傷者が出ていて、現場では今も救出活動が続いています。 警察などでは、制限を大幅に超える速度で走行してカーブを曲がりきれなかった可能性があるとみて調べを進めています。 スペイン北西部の町サンティアゴ・デ・コンポステーラの近郊で、現地時間の24日午後9時前、首都マドリードから北西部のフェロルに向かっていた国鉄の高速鉄道が脱線しました。 地元の州政府などによりますと、この事故で少なくとも77人が死亡、140人以上がけがをして、現場では今も救出活動が続けられています。 事故現場は、サンティアゴ・デ・コンポステーラの駅から4キロ手前の地点で、複数の車両が線路のカーブに沿うように脱線し、一部の車両は横転して大きく壊れ、他の車両に乗り上げている車両もあります。 地元の新聞「エル・パイス」によりますと、現場は制限速度が時速80キロのカーブですが