35歳定年説の実際35歳定年説って、35くらいになると能力が落ちて若い奴に勝てなくなるよ、と言うことではなかったような気がする。俺が理解している35歳定年説とは、こうだ。 (人月単価の業界で)エンジニアやってて、普通に給料が上がっていくのは35歳までだ。つまり、それ以上エンジニアとして働くことも可能だが、給料は上がらない。というか、正確に言えば上がる可能性が少ない、が正しいかな。しかしこれはエンジニアであっても単価で働いていない人には関係のない話。おもにSI業界の話だと理解している。 なんで給料が上がらないか?話は簡単。「単価>報酬」だからである。エンジニアの単価とはそのエンジニアが生み出している利益そのもの。給料は自分たちが生み出した利益を原資に支払われるわけだから、これを超える給料になることは原則的にはない。つまり乱暴に言うと自分の単価が100万円から上がらないような会社にいて、それ以