日本維新の会は27日午後、東京都内で執行役員会を開き、橋下徹共同代表(大阪市長)を続投させることを決めた。橋下氏は参院選敗北の責任を取って代表の辞意を表明したが、石原慎太郎共同代表ら党幹部が慰留。最終的に全員一致で現体制の維持を決めた。 橋下氏は21日の記者会見で「勝ちではない」と述べ、進退は27日の党執行役員会で議論するとしていた。旧日本軍慰安婦をめぐる自らの発言などで議席が伸び悩み、責任を取る意向を示したとみられる。 一方、同党の国会議員団は23日に役員会を開き、現体制を維持することを確認していた。 関連記事橋下氏、維新代表の辞意表明へ 幹部らは慰留の構え7/27維新・橋下代表、辞意表明へ 石原氏ら慰留の意向7/27維新国会議員団、両代表の続投提案7/23維新の国会議員団、橋下・石原共同代表の続投確認を提案7/22維新・石原氏「満足のいく成果」 橋下氏含め続投の意向7/21維新・橋