今月発売された国語辞典の「広辞苑」の改訂版で、新たに収録された愛媛県と広島県を結ぶ「しまなみ海道」の説明の中に、実際は通らない山口県の島を経由するという誤った記載があることがわかり、岩波書店は今後、正しい内容に改めたいとしています。 この中で、自転車愛好家などの人気が高まっている愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ「しまなみ海道」が新たに収録されましたが、説明の中で、正しくは今治市の「大島を経由する」とすべきところ、実際は通らない山口県の「周防大島を経由する」という誤った記載があることがわかりました。 岩波書店は、外部からの指摘が相次ぎ、誤りに気付いたということで、早い時期に重版を出して正しい内容に改めたいとしています。 これについて、今治地方観光協会は「あの広辞苑が間違えたのかと驚いた。ミスは早く直してもらい、たくさんの人に大島のことを知ってもらいたい」と話しています。 「広辞苑」の改訂版で