特派員リポート 喜田尚(モスクワ支局長) 米国のトランプ大統領が英国、フランスとともにシリアへのミサイル攻撃に踏み切ったのは4月14日。モスクワでは攻撃から半日以上すぎた夕方になって、24時間ニュース放送の国営テレビ「ロシア24」の画面が、外交防衛問題を話し合う民間団体主催のフォーラムの場面に替わった。ロシアのラブロフ外相が攻撃のあと、ここで初めて公の場に姿を見せ、スピーチすることになっていた。 米英仏の攻撃は、シリアのアサド政権がダマスカス近郊東グータ地区で反体制派への攻撃に化学兵器を使ったと断定して行われた。アサド政権を支援するロシアは、化学兵器が使われたことを否定している。 ラブロフ氏は2004年から…
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