昨日の「楽しい韓国文化論」では海苔を扱った。以前にも触れたように日本と韓国だけが持つ海苔の食文化である。日韓の周辺国家の人さえ海苔を食べない。キィム(海苔)は雑草、キィムメダ(草取り)という。中国などでは古くから海苔は苔であり、文字通り海の苔に過ぎない。つまり海苔は日韓を除いて、東アジアはもちろん、世界中に稀な例外を除いて韓国人と日本人しか食べないものである。私がサハリンの朝鮮人も食べないと言ったら柳鐘美氏は中国人も食べないと言った。昆布、ワカメ、あおさ、海苔などを食べる海藻食文化としては日韓が同一であることに関心を引き起こした。朝鮮では昔から指くらいの太さに竹を割り、一番下の部分を編んで、また、中をほう様に編み、丸太を一定間隔に海に立てて、その丸太に竹で編んだものを水平に吊るす。そして海水が満ちてきたら、上に上がるようにする。また潮が引けると海水の中にとどまるようにする。岩海苔も多く取れ