4日、日本が世界遺産に推薦してた「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」について、パリの国際機関イコモスによってユネスコへ「登録が適当」とする勧告が示された。 この「産業革命遺産」には通称「軍艦島」と呼ばれる端島炭坑や八幡製鉄所などが含まれており、九州・山口を中心に岩手から鹿児島まで8県にある28施設が対象となっている。 ところが、韓国はこの決定に対して反発を強めている。一体なぜだろうか? 朝鮮人が強制徴用され働かされた場所 韓国が反対する理由は、対象施設の一部が、植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者が働かされた場所であるからだ。日本政府がこれらの遺産を推薦した2013年から、政府に対して正式な推薦反対の意向を伝えてきた。 韓国側によれば、世界遺産の対象地域となっている九州・山口は845カ所の朝鮮人強制徴用があった日本最大の空間であり、勧告を受けた28箇所の施設のうち、半数以上