内閣改造で防衛相に就任した自民党の木原稔衆院議員(熊本1区)が2019年1月、駐福岡韓国総領事館で統一協会(世界平和統一家庭連合)の地区幹部と写真を撮っていたことが21日、本紙の調べで分かりました。自民党の自主点検で木原氏は、過去に関連団体の会合に出席して講演したと報告していますが、地区幹部とどんな関係があったのか、説明責任が問われます。(統一協会取材班) (写真)駐福岡韓国総領事公邸で記念撮影をした(左から)統一協会熊本教区長だった永井義行氏、木原稔防衛相、孫鍾植総領事ら=2019年1月26日(駐福岡韓国総領事館のホームページから。一部加工) 駐福岡韓国総領事館のホームページによると、木原氏は19年1月26日に孫鍾植(ソン・ジョンシク)総領事から公邸昼食会に招かれ、韓国と九州の交流増進案などについて意見を交わしました。 写真には木原氏と総領事のほか、統一協会の熊本教区長を務めた永井義行氏